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ダラス・バイヤーズクラブ(2013)
【2014/10/05 19:49】 映画た
ダラス・バイヤーズクラブ(2013)
 DALLAS BUYERS CLUB

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上映時間 : 117分
製作国 : アメリカ
映倫 : R15+

監督 : ジャン=マルク・ヴァレ
脚本 : クレイグ・ボーテン
メリッサ・ウォーラック
撮影 : イヴ・ベランジェ

出演:
マシュー・マコノヒー / ロン・ウッドルーフ
ジャレッド・レトー / レイヨン
ジェニファー・ガーナー / イブ
デニス・オヘア / セヴァード医師
スティーヴ・ザーン/ タッカー
グリフィン・ダン / ヴァス医師
マイケル・オニール / リチャード・バークレー(FDA)
ダラス・ロバーツ / デイヴィッド・ウェイン
ケヴィン・ランキン / T.J.
ドナ・デュプランティエ / ナース
デニーン・タイラー / デニス
J・D・エヴァーモア / クリント
ローレンス・ターナー / ラリー
ジェームズ・デュモン / レイヨンの父
ジェーン・マクニール / フランシーヌ・サスキンド

1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れ、放蕩三昧の
日々を送るマッチョなロディオ・カウボーイ、ロン・ウッドルーフ。
ある日、体調を崩した彼は、突然医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。
ほかの多くの人同様、エイズは同性愛者がかかる病気と信じていたロンにとって、
それはあまりにも受け入れがたい事実だった。
それでも生きるため、エイズについて猛勉強するロン。
やがて、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、
有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。
そして、トランスジェンダーのエイズ患者レイヨンの協力を得て、
大量の代替治療薬を国内のエイズ患者にさばくための仕組み
“ダラス・バイヤーズクラブ”を立ち上げるロンだったが…。


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オススメです。

第86回アカデミー賞で主演男優賞(マシュー・マコノヒー)と
助演男優賞(ジャレッド・レトー)とメイク・ヘアスタイリング賞を受賞。

二人の男優賞は納得の熱演です。
ジャレッド・レトーはあまりよく知らないけど、今作はスゴイです。

マシュー・マコノヒーはホントにビックリしました。
彼のことはそれなりに知っているつもりですが、今作での彼は凄すぎです。
知っていて観ても、ホントにこれってマシュー?と疑ってしまいます。

悩める医師役のジェニファー・ガーナーもいいですね。

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実話を基にした作品ということで感動作かなと思って観出したのですが、全く違っていました。
いや全く違っていたというと、それもまたちょっと違うかな。
感動はしました・・・(^_^;)。

この主人公が酒と女とドラッグにどっぷりはまって、その上ロデオの賭けの金を持ち逃げする
とんでもない野郎です。そして勿論、ゲイとエイズに対して猛烈に偏見を持っています。
テキサスという地域の特性(保守的)もあるのでしょう。

そんな男がエイズになっちゃったもんだから、そりゃ大変ですよ、偏見が。
自分自身に対してもそうだし、仲間からもね。

映画「フィラデルフィア」が公開されたのが1993年。
その時点でもあれだけの偏見に満ちた世間だったわけだから、1985年じゃそりゃ大変です。

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それだけ偏見に満ちている上に、主人公(とその仲間)の知識レベルは残念ながらとても
高いとは言えない。そんな男が余命30日と宣言されたら、人が変わって猛勉強を始める。
そして“ダラス・バイヤーズクラブ”なる代替治療薬をエイズ患者仲間に配るための仕組み
をつくるまでになるのだからスゴイです。もっともロンしてみれば、それも金儲けの手段
でしかないわけですが。

そんな男だから、エイズになったとしてもそりゃ自業自得だろうと、あまり感情移入は
出来ません。そういった意味では、感動物語にはならないですね。

そしてその過程で浮き彫りになるのが米国の医療問題。でもそれは米国だけの問題では無く、
勿論日本の問題でもある。そういえばロンが色々な製薬会社や医師を尋ねる中に、あの日本の
岡山の“林原”もありましたね。ま、それはいいとして・・・(^_^;)。

ロンは猛勉強(無免許医!の指導の下)の末に、処方されているAZTは効かないということ、
認可されていない薬でエイズに効果がある薬があること、そしてその薬はアメリカ以外では手に
入れることが出来ることを知る。

そこでロンはあの手この手で世界中から“薬”を集めてくるのだけど、勿論それは違法行為だから、
アメリカ食品医薬品局(FDA)は彼の取り締まりに乗り出し、ロンは法廷で戦うことになる。

ロンの主張はシンプルです。“薬”を飲むのは自己責任だからその邪魔をしてくれるなと。
勿論、政府がさっさと薬の認可してくれればいいのだけど、それが無理なら飲んでいるのは
俺たちの勝手だから、好きにさせてくれということですね。
ダラス・バイヤーズクラブを通して薬を渡す相手にも、飲むのは自己責任でやってくれと言う。

この映画を観ていると、医者もFDAも悪者なんだけど、日本に置き換えて考えると、これって
なかなかやっかいな問題です。“自己責任”で飲むといっても、何か事故が起きるとすぐ規制しない
政府が悪いと非難するのが日本人ですから・・・。

でもAZTをめぐる製薬会社と医師とFDAのやりとりって、やっぱり酷いですよね。

それで今作で感動したところです。

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ゲイが大嫌いなロンなので、トランス・ジェンダーのレイヨンに対して最初はいやいや付き合いだしますが、
“仕事”の相棒として徐々に絆を深めていきます。そんな彼らがスーパーで買い物中に、ロンの昔の仲間と
鉢合わせします。勿論ロンの昔の仲間はゲイが大嫌いなので、レイヨンに対して露骨に嫌な態度をみせます。
するとロンは昔の仲間にレイヨンへの挨拶の握手を無理やりさせるのですが、この場面はグッときます。

またレイヨンが“クラブ”が資金難にあえぐのをみて、父親にお金を借りに行く場面があります。
父親に対して礼儀として、スーツを着て男として尋ねます。この時父親に、もう自分はもう長くない
ことを伝えることや、その態度の節々にロンに対する思いが感じられ、とても切ないです。

レイヨンはマーク・ボランのファンなので、Tレックスの曲が使われていますが、
ボランの歌声までも切ないです。

結局余命30日と宣告された男が亡くなったのは、7年後のことです。

予告↓


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この記事に対するコメント

ジェニファー・ガーナー演ずる女医が、
治療薬の制度に対して正義漢に変わっていったところが痛快でした。

おっしゃる通りゲイのレイヨンが父親に会いに行くカットは大きく心が動きます。
ロンのためにお金を別方法で調達したのには、泣かされました。
ゲイとノーマルでも、かけがえのない友情が育まれていたんですね。

マシュー・マコノヒーは、この作品のためにガッツリ減量でもしたんでしょうか?
パッと見、彼には見えなかったです。

とてもいい映画でした。
【2014/10/06 23:27】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、こんばんは。

>マシュー・マコノヒーは、この作品のためにガッツリ減量でもしたんでしょうか?
パッと見、彼には見えなかったです。

ホントですよね、たぶん減量したと思いますが、役者魂あっぱれですね。

予想以上に良い作品でした。
【2014/10/07 20:46】 URL | バニーマン #- [ 編集]

バニーマンさん、こんにちは!
ご訪問ありがとうございました☆
同じ映画に関する記事があれば読ませていただきたいので、
ご遠慮なくTBを送ってくださいね!

この映画、私も感動作かなと想像してたんで、
あれ~あんまり感動できないな~って結論になっちゃいました(^^;
でも、俳優陣の渾身の演技や、
主人公の生きようとするタフさや、偏見を乗り越えた信頼など、
良い点はいろいろあったと思います。
バニーマンさんは、最終的に良い作品だと思えたようですね。

ジャレット・レトーの作品では「ミスター・ノーバディ」が
不思議系イマジネーションの世界が広がって好きです~♪
では、また☆
【2014/10/20 16:37】 URL | YAN #9L.cY0cg [ 編集]


YANさん、こんばんは。

>バニーマンさんは、最終的に良い作品だと思えたようですね。

はい、俳優陣が良かったのだと思います。
それとお涙頂戴じゃなかったのも良かったと思います。
【2014/10/20 19:49】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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