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バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013)
【2014/08/31 19:59】 映画は
バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013)
 20 FEET FROM STARDOM

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上映時間 : 90分
製作国 : アメリカ

監督:モーガン・ネヴィル

出演:
ダーレン・ラヴ
メリー・クレイトン
リサ・フィッシャー
タタ・ヴェガ
クラウディア・リニア
ジュディス・ヒル
ブルース・スプリングスティーン
ミック・ジャガー
スティング
スティーヴィー・ワンダー
シェリル・クロウ
ベット・ミドラー
パティ・オースティン
クリス・ボッティ

音楽界のトップスターを陰で支えてきたバックシンガーたち。
ステージでメインの位置と彼女たちの距離はわずか20フィート(約6メートル)あまり。
しかしその差は圧倒的であり、絶対的。
実力だけならトップ・シンガーに引けを取らないにも拘わらず、
ソロシンガーとして成功を手にした者はほんの一握りだけ。
本作は、そんなバックシンガーたちにスポットを当て、
その偉大な功績と知られざる葛藤を見つめた音楽ドキュメンタリー。


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フィル・スペクターとローリング・ストーンズのファンは必見!
あっ、マイケル・ジャクソンのファンも。

この作品を観ていてわかった(気付いた)のは、確かに最近はバック・コーラスが使われて
いるものって少ないですよねってこと。フィーチャリングは多いんだけど・・・。

最近はコーラス・グループなんてのもそもそも少ないしね。

ヒップ・ホップ/ラップがメインになってからは、R&Bシンガーでもラッパーと組むのが
主流になっていますからね。シンガーとシンガーが組むことって、最近はめっきりへりました。

マライアとボーイズ・II・メンが組んで大ヒットした“One Sweet Day”なんて1995年!
いやはや前世期のことですか・・・(^_^;)。

話がそれました。

ソロとなってスポットライトに当たりたいという人もいれば、バック・コーラスのままで
いいという人も当然いる。

“自分の個性を守る必要はないの。他の人の声とうまく調和できた時が最高よ”
そう思う人はバック・コーラスをやっていることが楽しいから問題ない。

どんなに歌がうまくても、ソロで売れるとは限らない。それがビジネスの難しいところ。
だからこの作品は切ない。世の中そうそう上手くはいかない。
20フィート(約6メートル)が遠いわけです。

バック・コーラスといっても、“黒人”の方々のお話が中心です。
白人のシンガーも出てきますが、オマケですね。

それどころか、昔の白人コーラス隊への悪口、出ることでること。
楽譜は読めるけど、その通りにしか歌えないのが白人です(^_^;)。

単純に音楽のことだけじゃなく、人種差別問題)が絡んでくるから・・・。

映画の冒頭、ルー・リードの“ワイルド・サイドを歩け”が流れます。
歌詞は下記↓のような内容です。

「キャンディ」は (ロング)アイランドからやって来た
バックルーム(楽屋)では 彼女は皆の愛人
でも彼女は 決して冷静さは失わなかった
たとえ 彼女が フェ○○○をしている時でも
彼女は言う、「ねぇ、ベイブ 乱れた方を 行かない?」
俺は言う、「ヘィ、ベイビィ ヤバい道を 生きなくちゃ」
そして カラード(黒人)の娘たちが歌いだす
ドゥ、ドゥ、ドゥ・・・


でもこの歌は別に差別と思わないようです。歌っているのが黒人だから。ドゥ、ドゥ、ドゥってね。
因みに“ブラック”としたかったけど、人種問題がうるさいから“カラード”にしたそうです。
こういうのを“配慮”というのかな?

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この映画の中で、メリー・クレイトンにレーナード・スキナードの“スウィート・ホーム・アラバマ”の
バック・コーラスの仕事が回ってきた時の話。黒人にとって南部讃歌の歌はとてもじゃないけど侮辱的だから、
こんな仕事は受けられないと、彼女は断ろうとしますが、夫にたしなめられて歌うことになります。その後、
メリーはニール・ヤングの“サザンマン”をソロで歌っています。なるほど・・・。

僕がメリー・クレイトンを(多分)初めて聴いたは、ローリング・ストーンズのアルバム『レット・イット・
ブリード』の収録曲「ギミー・シェルター」です。そのレコーディング時の話がでてくるんですが、ストーン
ズ・ファンとしては実に興味深かったですね。
彼女はソロ希望が強かった人のようです。上手いけどね、なかなか売れるとなると・・・。
リトル・フィートのサム・クレイトンは弟です。

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ストーンズ絡みでいうと、リサ・フィッシャー。
彼女は1987年にミック・ジャガーのソロ・コンサート・ツアーに参加し、その後ローリング・ストーンズの
ツアーに1989年から現在に至るまで参加。日本にも来ましたね。
この映画を観るまで知らなかったのですが、彼女はグラミー賞を受賞しているんですね。
ソロアルバムを出していることすら知りませんでした・・・失礼。
でもリサは、バック・コーラスの仕事に満足しているようです。

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その他、僕個人として興味深かった人が、フィル・スペクターの作品群で活躍したダーレン・ラヴ。
家政婦をしていた時期もあったとは驚きです。
しかし、スペクターは昔から変人だったんですね、天才だけど。
僕がスペクターのことを知ったのは、ジョン・レノンの“ロックン・ロール”のマスター・テープを
持ち逃げしたという事件でです。とんでもない奴だ(^_^;)。
彼女もソロで歌いたかった人なんですね。

映画のラストで70歳を超えたダーレン・ラヴがソロをとり、リサ・フィッシャーやジュディス・ヒルなどが
バックコーラスを務めてビル・ウィザーズの「リーン・オン・ミー」を歌います。これが実に素晴らしい。
「リーン・オン・ミー」の歌詞の内容を、今回初めて知りましたが良い歌ですね。

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でもその後エンドロールで、ダーレン・ラヴがブルース・スプリングスティーンとスペクターの「A Fine Fine Boy」
を歌う画面が流れるのですが、これがまた素晴らしい。っていうか、ダーレン・ラヴってスペクターの作品を歌って
いる時が一番いいのかなって思いました。

予告↓




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この記事に対するコメント

メリー・クレイトンの「ギミー・シェルター」にまつわるハナシは
おもしろそうですね。
あの曲では、スタ録でもライブでも、
完全にミックを喰っちゃってますから。

ストーンズのライブで見た、リサ・フィッシャーのハナシもおもしろそう。
フィル・スペクターはホンモノの変態ですからね。
彼の家政婦をしていたなんて、とんでもないことです。

ビル・ウィザーズの「リーン・オン・ミー」は大好きな曲です。
「ユー・ガッタ・フレンド」や「明日に架ける橋」などの
ブラック版って感じですよね。

・・・とても、自分にフィットしそうな映画です。
観てみますねー。
ご紹介ありがとうございました!
【2014/09/01 06:54】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、こんばんは。

ダーレン・ラヴはスペクター家の家政婦をしていたわけじゃなく、
仕事として家政婦業をしていただけです。
まぎらわしい書き方ですみません。
しかしスペクターはホントとんでもない奴ですね。

>「ユー・ガッタ・フレンド」や「明日に架ける橋」などの ブラック版

「リーン・オン・ミー」はそうなんですね、今回歌詞を読むまで知りませんでした。

是非ご覧になってください。
おもしろいですから。
【2014/09/01 19:16】 URL | バニーマン #- [ 編集]


バニーマン さん

 こんにちは

 是非見たいと思っていたのですが、日々の生活に追われ、この映画のことをすっかり忘れていました。
 バニーマン さんの説得力ある解説で、なんとしてもこの映画が見たくなり、この後すぐにレンタル・ビデオかブ○○オ○に行こうと思います。

 このブログを読んで、コーラス・グループそのものが少なったことを知りました。
 音楽状況がすっかり変わってしまったのですね。
 それにしても淋しい。
 和洋問わず、コーラスグループの存在はシンガーたちを大いに盛り上げ、音楽シーンに華をもたらしたのに。。。

 最後に、この映画は映画館の大画面で見るべきなのでしょうね。
【2014/11/02 11:05】 URL | mikitaka08 #- [ 編集]


mikitaka08さん、こんばんは。

mikitaka08には是非観て頂きたい作品です。

そうですね、出来れば大画面がいいと思います。
って僕はレンタル専門なので、映画館で映画を観たのって
いつのことやら・・・。
でも基本的にインタビュー中心のドキュメンタリーなので、
自宅でもOKです(笑)。

ホントにコーラスって減っちゃていますからね、残念です。
60年代、70年代のロックに親しんできた人間には淋しいことです。
【2014/11/02 18:57】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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