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ニーチェの馬(2011)
【2014/01/18 20:19】 映画に
ニーチェの馬(2011)
 A TORINOI LO
 THE TURIN HORSE

340813_01_01_02.jpg

上映時間 : 154分
製作国 : ハンガリー/フランス/スイス/ドイツ

監督:タル・ベーラ
共同監督:フラニツキー・アーグネシュ
脚本:タル・ベーラ
クラスナホルカイ・ラースロー
撮影:フレッド・ケレメン

出演:
ボーク・エリカ / 娘
デルジ・ヤーノシュ / 農夫

強風が吹き荒れる中、農夫(デルジ・ヤーノシュ)は、馬に荷車を引かせている。
彼の家は見渡す限り何もない場所にぽつんと一本の木が立つ場所にあり、
彼は娘(ボーク・エリカ)と二人でつつましい生活を送っていた。
娘は井戸への水くみや、腕が不自由な父の着替えの手伝いなどを淡々とこなしており……。



340813_01_04_02.jpg

トリノの広場で泣きながら馬の首をかき抱き、そのまま発狂したという
哲学者ニーチェの逸話にインスパイアされて生まれた作品だそうです。

ほとんど動きの無い画面でモノクロ、そしてものすごい長回し、セリフもほとんど無く、
登場人物も父と娘と馬がメインで、その他は酒を買いに来る哲学者?のようなオヤジと
アメリカに移住しようとする一団ぐらい。

↓謎の哲学者?
340813_01_03_02.jpg

これといった筋もない話で、父娘の一日を淡々と描いていき、
一日目から始まり、六日目で終わる作品。
それで154分! 長い!!!

兎に角、“絵画”を観ているかのごとく動きが無いので、結構寝てしまいましたが、
慌てて巻き戻して?観直しても、あまり場面に変化はありませんでした(^_^;)。

不思議なことにこの親子、一日に食べるものはたった一個のジャガイモ。
親父のほうはお酒も飲みますが・・・。
ヨーロッパでスプーンとフォークとナイフが普及するのが、いつ頃なのかは知りませんが、
彼らは茹でたてのジャガイモを素手で食べ(やけどするぞ!)、捨てる量のほうが多いんじゃないかと
いうぐらい食べ残します。モッタイナイ。

アメリカに移住しようとする一団が、親子の井戸から水を飲もうとすると、スゴイ剣幕で
彼等を追っ払います。すると井戸が涸れてしまいます。

水が無くなった親子は、家を捨て何処かに移動しようとしますが、何故かまた戻ってきます。

そうすると、今度は油が無くなり、ランプを点けることもできなくなり、家の中は真っ暗。
そして六日目が終わると、映画も終わってしまいます。

340813_01_02_02.jpg

ニーチェについてちょっと調べてみると、下記のような哲学思想をお持ちだったようです。

有名な永劫回帰(永遠回帰)説は、古代ギリシアの回帰的時間概念を借用して、
世界は何か目標に向かって動くことはなく、現在と同じ世界を何度も繰り返すという世界観をさす。
これは、生存することの不快や苦悩を来世の解決に委ねてしまうクリスチャニズムの悪癖を否定し、無限に繰り返し、
意味のない、どのような人生であっても無限に繰り返し生き抜くという超人思想につながる概念である(ウイキより)。

ということは、この六日目の後に、また以前と同じつらい!?七日目が来るということなんですかね・・・。

ニーチェと言えば「ツァラトゥストラはかく語りき」ですね。読んだことは無いけど。
で、「ツァラトゥストラはかく語りき」と言えば、リヒャルト・シュトラウスの有名な交響詩。
そうあのスタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」の音楽ですね。
とは言ってもリヒャルト・シュトラウスのあの交響詩を全部聴いたことは勿論なくて、
映画で使用された部分しか知りません。
あとはブラジルのジャズ・ミュージシャンのデオダートがヒットさせ、ピーター・セラーズ主演の
映画「チャンス」で使われていました。
え~と何の話でしたっけ・・・?

訳が分からない作品である「2001年宇宙の旅」は、訳が分からなくても人に勧めたくなる作品です。
あまり大きな声では言えませんが、「2001年宇宙の旅」を寝ずに観終わったことは一度もありません(^_^;)。
必ず寝てしまいますが、面白いです!
2001年をすでに過ぎた現在においても、未来に対してのSF映画の傑作です。

しかし、この「ニーチェの馬」は、どうも人に勧めるのに躊躇する作品です。

でも、面白くなくて、つまらない作品かと問われると、それもまた返事に困る。

何とも厄介な作品です・・・。

第61回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (審査員グランプリ)、国際批評家連盟賞(コンペティション部門)を受賞。

2012年度・キネマ旬報・外国映画部門第一位。

これらの賞の結果がどうした?ってことですけどね(^_^;)。

予告↓




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