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バニーマン日記
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マネー・ショート 華麗なる大逆転
【2016/09/22 20:22】 映画ま
マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015)
 THE BIG SHORT

bigshort-1.jpg

上映時間 : 130分
製作国 : アメリカ

監督:アダム・マッケイ
原作:マイケル・ルイス
脚本:チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイ
出演:
クリスチャン・ベイル / マイケル・バーリ(サイオン・キャピタル)
スティーヴ・カレル / マーク・バウム(フロント・ポイント)
レイフ・スポール / ダニー・モーゼス(フロント・ポイント)
ハミッシュ・リンクレイター / ポーター・コリンズ(フロント・ポイント)
ジェレミー・ストロング / ヴィニー・ダニエル(フロント・ポイント)
ライアン・ゴズリング / ジャレッド・ベネット(ドイツ銀行)
ジェフリー・グリフィン / クリス(ドイツ銀行 / ベネットの部下)
スタンリー・ワン / テッド・ジャン(ドイツ銀行 / ベネットの部下)
ブラッド・ピット / ベン・リカート
ジョン・マガロ / チャーリー・ゲラー(ブラウンフィールド・ファンド)
フィン・ウィットロック / ジェイミー・シプリー(ブラウンフィールド・ファンド)
マリサ・トメイ / シンシア・バウム
アデペロ・オデュイエ / キャシー・タオ(モルガン証券)
トレイシー・レッツ / ローレンス・フィールズ(サイオン・キャピタルへの出資者)
デイヴ・デイヴィス / バーリのアシスタント
ルディ・アイゼンゾップ / ラニエーリ(モーゲージ債の発明者)
ケイシー・グローヴズ / ファンド・マネージャー
メリッサ・レオ / ジョージア・ヘイル(格付け会社)
カレン・ギラン / イーヴィ(ジブリーの兄の元カノ)
バイロン・マン / Mr.チャウ(ベガスで会ったファンド・マネージャー)
マックス・グリーンフィールド / 住宅ローン・ブローカー
ビリー・マグヌッセン / 住宅ローン・ブローカー
マーゴット・ロビー / 本人(女優)
セレーナ・ゴメス / 本人(女優、歌手)
リチャード・セイラー / 本人(シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス教授)
アンソニー・ボーディン / 本人(作家、シェフ、番組司会者)

2005年。
風変わりな金融トレーダーのマイケルは、格付けの高い不動産抵当証券に信用力が低いはずの
サブプライム・ローンが組み込まれていることに気づき、破綻は時間の問題だと見抜く。
だが、好景気に沸くウォール街で彼の予測に真剣に耳を傾ける者など一人もいなかった。
そこでマイケルは、“クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)”という金融取引で、
バブル崩壊の際に巨額の保険金が入る契約を投資銀行と結ぶ。
同じ頃、若き銀行家ジャレッドやヘッジファンド・マネージャーのマーク、
引退した伝説のベンもまた、バブル崩壊の足音を敏感に察知し、
ウォール街を出し抜くべく行動を開始するが…。




bigshort-11.jpg

日本語題名の“マネー・ショート”は、何故そんな名前を付けたのか解らなくもないが、
原作の邦題“世紀の空売り”にすれば良かったと思います。

先ずは“株”のお勉強から(笑)

Short(ショート)は、「ショートポジション」の略で、売り持ちのポジションのことです。
一般にショートは、「将来的に値下がりする(下落する)」と判断した
投資対象を売って、値下がりした時点で買って決済する投資手法であり、
決済した時の差額が損益(プラスの時は収益、マイナスの時は損失)となります。

ショートの反対がロングで、“買い”のことですね。

“売り”は解ったとして、それでは“空売り”は何?ということですが、
信用取引における取引の一つとして「空売り」という取引があります。
空売りは、信用取引における特徴的な取引方法の一つとされており、
証券会社(証券金融会社)から株を借りて売り、その後買い戻すことで
その差額をえるという取引です。株価が下落する局面でも利益を出せる
取引として信用取引の大きなメリットの一つです。
信用取引では、実際に自分が持っていない株でも取引が出来るんですね。

問題は下落局面でも利益が出せるということが、この映画のポイントです。

bigshort-4.jpg

でも、よく解りませんよね(^_^;)
僕もよく解らない場面も多々ありながら今作を観ていましたが、それでも面白かったです。

素人?のために、映画の中でマーゴット・ロビーやセレーナ・ゴメスとかを使って、
金融の説明をしていますが、バスタブに浸かっているマーゴットを観ているうちに
説明が終わっちゃいます(笑)

bigshort-9.jpg

つまりシリアスな作品ですが、コメディでもあります。その反対か。
笑えるけど、苦いと言った方がいいかな。

ただこの映画における空売りは株のことではなく、住宅ローンを債権化した金融商品
“モーゲージ担保証券(MBS)”に空売りをかけるという話で、それで一儲けしようと
する人々を描いています。

「マネーボール」の原作者マイケル・ルイスのベストセラー・ノンフィクションを基に映画化。
一応というか、かなり端折って、原作を読みました。半分ぐらい飛ばしていますね(^_^;)
原作に忠実ですが、色々利害関係があるのか主人公達の中には名前が変えられている人もいます。

リーマン・ショックを覚えている方(損害を受けた人)も多いでしょうが、あのアメリカ
(そして全世界)の株の大暴落に至る舞台裏の話がメインです。

今世紀になって、何故かアメリカの住宅相場は数倍に跳ね上がります。
色々な理由はありますが、一番の原因はサブプライム・ローンをはじめとするメチャクチャな融資が
行われていたことです。年収2万ドル以下の低所得者が60万ドル以上の豪邸!を買うことが出来る
融資が、何の審査も受けずに通ってしまう異常さ。
しかし投資銀行はそれをMBSとして積極的に売りまくっていました。

bigshort-2.jpg

この異常さに気が付いた資産運用家のマイケル・バーリは、大手投資銀行にMBSが破たんした場合に
保険が下りる商品(CDS)を発行させ、大量に購入します。

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このCDSの存在に気付いたドイツ銀行のジャレッド・ベネット、モルガン・スタンレー傘下の
ファンド・マネージャーを務めるマーク・バウム、駆出し若手投資家のチャーリー・ゲラーと
ジェイミー・シプリー等も、投資会社の手法に疑問を持ち、CDSを購入し始める・・・。

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ここで問題はマイケル達がこの勝負に勝つには、MBSが破たんしないといけないということ。
MBSが破たんするというこては、住宅ローンを組んでいる人々が破たんするということ。
主人公達が買っても負けてもスッキリはしない結末です。

実際、リーマン・ショックでアメリカの失業者は800万人にものぼったらしい。

この世紀の空売りに勝てそうと目途が付いたとき、チャーリー・ゲラーとジェイミー・シプリーの
二人が浮かれていると、ブラピ演じるベン・リカートは俺たちが勝つということはアメリカが負けること
を意味するんだと、二人をたしなめます。
ブラピは自分の会社が製作した作品なので、ここでも美味しい役です(笑)

bigshort-6.jpg

しかし、投資銀行やローン会社もベラボウなら、ジャーナリストも格付け会社もインチキだったことが
映画の中で暴かれていて、なんとも惨憺たる気持ちになります。

映画では描かれていませんが、リーマン・ショックについてグリーンスパン元FRB議長は、
1929年から80年しか経っていない(細かいようですが・・・)のに「百年に一度」の
事故と発言しました。どう見ても人災なんですけど・・・。
よって、結局のところ、投資銀行の重役たちはだれも罰せられなかったらしい。
これも、この映画を観て、スッキリしない原因です。
だから、その後も投資の世界は何にも変わりませんよね・・・(^_^;)
強欲が支配する世界なんですから。

↑上記で金融について間違っていても許してね。
よく理解しずに書いています・・・(^_^;)
訂正はコメント欄にお願いします。

bigshort-8.jpg

スティーヴ・カレルは今回もシリアス路線で、上手い!

マイケルはかなり変わりものに描かれていますが、実際本人はアスペルガー症候群らしい。
自分の部屋から出ることなく分析に没頭します。数字の分析は天才的。
人の話を聞かず、自分のことばかり話す。
奥さんとの出会いも変わっている(奥さんも変わりもの?)。
自宅でメタリカの“MASTER OB PUPPETS”に合わせてドラムを叩きまくる(これは普通か?)。

マークも変わりもので、子供の頃タルムード(モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」
を収めた文書群)を研究し、神の言葉に内在する矛盾について調べようとしたり、やっぱりこの人も
人の話が聞けないし、ものすごく攻撃的な性格である。
ただこのリーマン・ショック後、何故か人が変わってイイ人になったらしい・・・。



エンド・ロールで流れるのが、レッド・ツェッペリンの“When the Levee Breaks”。
歌詞はこんな感じです↓

雨が降り続けば 堤防は決壊する
雨が降り続けば 堤防は決壊する
堤防が決壊すれば
オレには いる場所がなくなる


なかなか良い選曲ですね(笑)

☆When The Levee Breaks / Led Zeppelin



☆予告↓








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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画




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