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フォックスキャッチャー(2014)
【2016/03/27 20:54】 映画ふ
フォックスキャッチャー(2014)
 FOXCATCHER

fox-1.jpg

上映時間 : 135分
製作国 : アメリカ
映倫 : PG12

監督:ベネット・ミラー
脚本:E・マックス・フライ
ダン・ファターマン
撮影:グリーグ・フレイザー
出演:
スティーヴ・カレル / ジョン・デュポン
チャニング・テイタム / マーク・シュルツ
マーク・ラファロ / デイヴ・シュルツ
シエナ・ミラー / ナンシー・シュルツ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ / ジャン・デュポン
アンソニー・マイケル・ホール / ジャック
ガイ・ボイド / ヘンリー・ベック
ブレット・ライス / フレッド・コール

1984年のロサンジェルス・オリンピックで金メダルを獲得したレスリング選手、マーク・シュルツ。
しかし、マイナー競技ゆえに生活は相も変わらず苦しいまま。
同じ金メダリストでマークが頼りにする兄のデイヴも、
妻子ができて以前のように付きっきりというわけにはいかない。
いまや、次のソウル・オリンピックを目指すどころか、競技を続けるのもままならなかった。
そんな時、アメリカを代表する大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポンから、
彼が結成したレスリング・チーム“フォックスキャッチャー”への参加をオファーされる。
この願ってもない申し出を快諾するマーク。最先端トレーニング施設を有するデュポンの大邸宅に移り住み、
ようやくトレーニングに集中できる理想的な環境を手に入れたかに思われたマークだったが…。



fox-3.jpg

1996年に起きたデイヴ・シュルツ殺害事件を基に映画化。
が、内容は事実とかなり変えられているそうです。
どちらにせよ、その事件のことは当時、新聞で読んだかな~?ぐらいのことなので、知らないと一緒ですね。

静かなる狂気を淡々と描いていて、面白いのですが辛い。かなり疲れます・・・。
この監督、僕は「マネーボール」は面白かったのですが、「カポーティ」は挫折しました(^_^;)
オススメではありますが、万人向けではない。

fox-2.jpg

主人公のジョン・デュポンは大金持ちですが、自分で儲けたのではなくデュポン財閥の資産相続人の一人
という立場のようです。で、ご本人は何をしていたかというと、鳥類学者(20もの新種の鳥類を発見!)、
貝類学者、切手蒐集家、スポーツ支援者やコーチ、また慈善事業としてデラウェア自然博物館を設立し、
いくつもの施設に寄付を行っていたようです。
そして強烈な愛国者であり、母親の支配から逃れることが出来なかった息子でもあります。

そんなお金持ちがお金で買えないものを求め、そして手に入れることなく生涯を終えるお話です。

その主人公を演じるスティーヴ・カレルがスゴイです。素晴らしい。
実に不気味で、怖い。怪演!
コメディがメインだった人がシリアスな役に挑むと、その振り幅が激しくて、
かなり暗い役を選ぶ傾向があるのですが、これがまさにそう。

fox-4.jpg

マーク・シュルツ役のチャニング・テイタムもなかなか良い。
ちょっと頭の弱い?青年の役を上手く演じています。

fox-5.jpg

その兄デイヴ役のマーク・ラファロも面倒見の良い兄役を好演。
人の良さがにじみ出ています。

あと主人公の母をヴァネッサ・レッドグレーヴが演じていますが、流石の貫録。

デイヴの妻役はシエナ・ミラー。まったく分かりませんでした(^_^;)
それ以外の人も分かりません・・・。
と言うか、わざと分かりにくくしている?

fox-6.jpg

興味深いのは、あれだけスポーツ大国アメリカでも、マイナー競技では生活が大変だということ。
儲かる競技以外では、たとえ金メダリストでもスポンサーを探すのは並大抵ではない。
この映画でもマーク・シュルツは本当に地味な生活を送っています。
これが悲劇を生む原因になるのですが・・・。
アメリカは、あまりに商業主義に偏りすぎてるな~としみじみ思いました。

ちょっと謎は、レスリングの試合前に90分ぐらいで4~5キロ減量する羽目になるのですが、
あれっていくらなんでも不可能じゃない?

fox-7.jpg

結局、何故この事件が起きたのか?
映画では有耶無耶になっています(それなりの答えは示してある)が、事実そうだったようで、
特に主人公がもうこの世にいない今はどうしようもない。

デヴィッド・ボウイの“フェイム”を聴いて、ジョン・デュポンが怒り出すのはあまりにベタで分かりやすい。
なんにせよ、この映画では、ドラッグ問題等、ジョン・デュポンは酷いコーチだったとしか言いようがない。
それもこの映画が疲れる原因ですね・・・(^_^;)

☆予告↓





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この記事に対するコメント

おっしゃる通り、母親に抑圧されて育った男のゆがんだ自己顕示を
描いた心理劇だと思います。
「マイナーなのに頑張っているスポーツを支援しよう」という
志以外は、すべて狂っている。
主人公が何をやらかすか冷や冷や。
ある意味スリラーものですよね。

名優たちのピリピリ音が聞こえてきそうな演技が炸裂しています。
はい、スティーヴ・カレルの演技は特筆ものですよね。
マーク・ラファロの変身(変装?)ぶりもびっくりしました。
最初は誰だか気づかなかったです。
【2016/03/28 21:00】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>「マイナーなのに頑張っているスポーツを支援しよう」という
>志以外は、すべて狂っている。

ホントに狂っていますね、この主人公。
ただ実際は結構良い人だったという関係者の談話もあったりで、
どこまでが本当の話なのか・・・。
映画としては、この方が描きやすかったということでしょうか。

>主人公が何をやらかすか冷や冷や。
>ある意味スリラーものですよね。

怖かったですよ。
よくマーク・シュルツはフォックスキャッチャーに居たな~と、
ある意味感心しました。
セッションといい、この作品といい、予想外にスリラーが続いてしまいました。

>名優たちのピリピリ音が聞こえてきそうな演技が炸裂しています。
>はい、スティーヴ・カレルの演技は特筆ものですよね。
>マーク・ラファロの変身(変装?)ぶりもびっくりしました。
>最初は誰だか気づかなかったです。

この映画の見所は、あの3人ですね!
とくにカレル! 不気味なんてもんじゃない! 怖いです(笑)

マーク・ラファロは僕も最初分かりませんでした。
でもシエナはエンドクレジットを見ても分かりませんでした(^_^;)
【2016/03/28 21:40】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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