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コーマン帝国(2011)
【2015/08/31 21:21】 映画こ
コーマン帝国(2011)
 CORMAN'S WORLD: EXPLOITS OF A HOLLYWOOD REBEL

cw-1.jpg

上映時間 : 91分
製作国 : アメリカ

監督:アレックス・ステイプルトン
製作:アレックス・ステイプルトン
撮影:パトリック・シンプソン

出演:
ロジャー・コーマン
ジュリー・コーマン
ジーン・コーマン
ロバート・デ・ニーロ
ジャック・ニコルソン
マーティン・スコセッシ
ロン・ハワード
ジョナサン・デミ
ピーター・フォンダ
ブルース・ダーン
ポール・W・S・アンダーソン
クエンティン・タランティーノ
アラン・アーカッシュ
ポール・バーテル
ピーター・ボグダノヴィッチ
デヴィッド・キャラダイン
ジョー・ダンテ
パム・グリア
ゲイル・アン・ハード
ジョナサン・カプラン
ポリー・プラット
ジョン・セイルズ
ウィリアム・シャトナー
ペネロープ・スフィーリス
メアリー・ウォロノフ
ジム・ウィノースキー
アーヴィン・カーシュナー
イーライ・ロス
フランシス・ドール
エリック・バルフォー

メジャースタジオとは一線を画し、低予算のB級映画ばかりを量産する一方、
後に巨匠や大物スターと呼ばれる若い才能を次々と輩出してきたことでも知られ、
多くの映画人の尊敬を集めるハリウッドの異端児、ロジャー・コーマンの
驚くべき映画人生を紐解いていく痛快ドキュメンタリー。



cw-7.jpg

映画ファンは必見です。
面白い!

ブログ仲間のユッカリーナさんがブログで取り上げていて、この作品の存在を知りました。
ロジャー・コーマン監督&製作者のことは勿論知っていましたが、だからといって彼の作品は
多分「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ<未>(1960)」しか観ていないと思います(^_^;)。

80年代に彼のことを知ったと思いますが、当時はスコセッシやコッポラの先生であったとか、
ニコルソンやデ・ニーロを無名時代に使った監督みたいなかんじで評価されていたと思います。
この点に関しては、当時でもかなり評判は良かったと記憶しています。

で、彼の作品そのものはどうだったかというと、興味があればどうぞぐらいにしか
扱われていなかったという記憶しかない・・・(^_^;)。

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このドキュメンタリーの中でも皆さん証言しています。
マーティン・スコセッシは言う“早く安くつくる、センスは二の次”。

許可も取らずにゲリラ撮影したり、ワンテイクで撮影終わりは当たり前です。

cw-4.png

ニコルソンは言います。“たまに間違えて傑作ができる”。

その傑作というのは「侵入者<未>(1962)」。
このドキュメンタリーの中では「THE INTRUDER」と日本語題がまだ付いていませんでした。
でもこの傑作は唯一の赤字だったそうです。
評論家からはとても良い評価を受けたそうですが・・・。

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でも製作者としては優秀だったようです。
デヴィッド・キャラダインは言う“250本で1円も損をしていない”。

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製作者として優秀なのは、次のエピソードにも。
“ロンハワードの作品はCBSに売れたが、ロンの取り分は7.5%、コーマンは92.5%”。

B級で、R指定で、エロとバイオレンスが売りの作品ばかりをつくるロジャーですが、
皆さんのご意見は“こんな暴力的な作品をつくるのに、本人は英国の大学教授みたいな紳士だ”と。
実際このドキュメンタリーで見るかぎりでもとても上品な人です。

cw-2.png

それとこれまた意外なのが、ヨーロッパ映画の配給をしていたこと。
儲からなかったらしいけど(笑)。
ベルイマンやフェリーニの作品等を配給していていました。
商売じゃなくて自分が好きだからやっていたらしい。

それとどこまでもコーマンは自主独立の人で、人から指図されるのが嫌なんですね。
で、いつまでもインディーズの帝王なんですよ。
メジャーとは仕事が出来ないんです、上からいろいろ言われるから。

cw-8.jpg

そんなロジャーもアカデミー賞特別功労賞を受賞するんですが、出席したみんなが
とっても嬉しそうで、愛されているのが分かって微笑ましかったですね。

ニコルソンなんて彼のアカデミー功労賞受賞を聞いて泣くんですよ!
彼の場合、演技かどうかわかりませんが・・・(^_^;)。
ま~うれしかったのは本当のようですが。

そんなロジャーのことをユッカリーナさんが一言で“ツンデレ”と的確な表現をしています。
成程!
彼女のブログはこちら↓

『コーマン帝国』~究極のツンデレハリウッド裏番長を追え~

☆予告↓



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
面白そうですね!
こんにちは。
B級という言葉に反応してしまいました。
全然知りませんでしたが、とてもユニークな方のようで惹かれるものがあります。

エロ、バイオレンスが売りでB級・・・・もしやあの作品も?と思って予告動画を観たところ、いきなり最初のカットでビンゴしました。
1980年のいわくつきの怪作「モンスターパニック」の製作総指揮をしていたようです。
今では地上波での放送はムリな内容ですね・・・・・

こういう監督は映画界に必要ですね。
【2015/09/01 02:39】 URL | Takase #- [ 編集]


バニーマンさん、拙ブログの紹介ありがとうございました。
コーマン監督作品自体を好きかどうかは別として、映画界に多大なる貢献をしたのは確かであることが、十分に伝わってくるドキュメンタリーだったと思います。
侵入者は見るのがしんどそうですが、いつか見てみたいと思っています。
【2015/09/01 11:15】 URL | yuccalina #mpJuQrsI [ 編集]


Takaseさん、コメントありがとうございます。

>B級という言葉に反応してしまいました。
>全然知りませんでしたが、とてもユニークな方のようで惹かれるものがあります。

B級ファンは必見です。
面白いですよ!

>エロ、バイオレンスが売りでB級・・・・もしやあの作品も?と思って予告動画を観たところ、いきなり最初のカットでビンゴしました。
>1980年のいわくつきの怪作「モンスターパニック」の製作総指揮をしていたようです。
>今では地上波での放送はムリな内容ですね・・・・・

この手の作品がオンパレードの人ですから(笑)。
レンタルしか方法が無いですかね・・・。
【2015/09/01 20:17】 URL | バニーマン #- [ 編集]


yuccalinaさん、コメント&TBありがとうございます。

この作品は面白かったです。
ご紹介ありがとうございました。

>コーマン監督作品自体を好きかどうかは別として、映画界に多大なる貢献をしたのは確かであることが、
>十分に伝わってくるドキュメンタリーだったと思います。

僕も同感です。
僕はほとんど彼の作品は観ていないのですが、このドキュメンタリーは、ロジャーや映画そのものに対する愛情が感じられて、とてもいい作品だったと思います。

>侵入者は見るのがしんどそうですが、いつか見てみたいと思っています。

これはBSで放映されるのを待っています・・・(^_^;)。
【2015/09/01 20:23】 URL | バニーマン #- [ 編集]


コーマン帝国、って何かと思いましたよ。
あー、よかったロジャー・コーマンさんのことですねー。

名前もエピソードも、何度も何度も聞いてますが、
作品は観たことないんですよ。
ディスクメディアであるならば、いくつか観てみて
どんな世界かぜひ知りたいですねー。

ひとつだけ、ジャック・ニコルソンの出ている『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の
ことは、別件で詳しく調べたことはありました。

あと、アメリカで『銀河鉄道999』や『風の谷のナウシカ』の配給をした人なんですよね。

「観なくちゃメモ」に入れときますねー。
【2015/09/02 19:07】 URL | つかりこ #- [ 編集]


こんばんは

 以前yuccalinaさんの記事も読んだのですが、一本も見た作品もなく、なかなか適当なコメントが見つかりません。

 ただ、予告編のジャック・ニコルソンが「たまに名作もある」と語るセリフにロジャー・コーマンさんの人となりが伺えました。
 私もBSで放送されるのを待ちます。
【2015/09/02 22:37】 URL | mikitaka08 #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>コーマン帝国、って何かと思いましたよ。
>あー、よかったロジャー・コーマンさんのことですねー。

日本語だと微妙ですよね・・・。
声に出して言うのが憚られます(笑)。

>あと、アメリカで『銀河鉄道999』や『風の谷のナウシカ』の配給をした人なんですよね。

へーそうなんですか、それは知りませんでした。
この作品の中では黒澤監督の作品に関係していることは、ちょこっとでてきますけどね。

レンタル出来ますよ!
オススメですので、ご覧になってください。

【2015/09/03 20:16】 URL | バニーマン #- [ 編集]


mikitakaさん、コメントありがとうございます。

>以前yuccalinaさんの記事も読んだのですが、一本も見た作品もなく、なかなか適当なコメントが見つかりません。

僕もコーマン監督の作品は一本しか観ていないのですが、そんなことは関係なく映画ファンであるなら、楽しめます。

>ただ、予告編のジャック・ニコルソンが「たまに名作もある」と語るセリフにロジャー・コーマンさんの人となりが伺えました。

この人の作品の出来はともかく、人間として皆さんに慕われているというのは、
とてもよく分かる作品です。愛情いっぱいの作品ですよ。

【2015/09/03 20:21】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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『コーマン帝国』~究極のツンデレハリウッド裏番長を追え~

「低予算映画の王者」やら「大衆映画の法王」やら(Wikipediaより)の異名を持つロジャー・コーマン監督、おんとし89歳(映画公開時は85歳)の功績を辿るドキュメンタリーです。2009年アカデミー名誉賞の授与式がハイライトとなってますので、当時は83歳くらいですか。ウィキによれば今も現役の模様。 ワタクシはカルト映画も映画全体にしても、つまみ食い程度にしか見てない人間ですが、... ユッカリーナのヨガ的雑記帳【2015/09/01 14:36】


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